第6回 地域ベ平連研究会

 

第6回 地域ベ平連研究会

■日時: 2016年11月26日(土)14:00〜18:00

■場所: 立教大学 池袋キャンパス マキムホール(15号館)第2会議室
キャンパスマップ: http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
立教大学へのアクセスマップ: http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/

■内容: 

木原滋哉さん(呉工業高等専門学校 教授)
「米軍基地内の反戦・抵抗と支援運動の展開」

那波泰輔さん(一橋大学大学院博士課程)
「米軍王子野戦病院反対運動における『反対』の諸相」

■参加を希望される方は、資料準備のため mitsuakick@hotmail.com へ、11月23日(水)まで、ご連絡をお願いいたします。

 

 

第5回 地域ベ平連研究会

研究会テーマ「ベトナム反戦運動の重層性―活動、記録、回想」 プログラム

 

■共催: 「地域社会と戦後学生運動―九州大学を中心に―」研究会

 

■第1日: 2016年5月28日(土)10:00〜17:00

◇会場: 九州大学・箱崎キャンパス・理系地区 21世紀交流プラザⅠ・1階・多目的ホール(変更になりました
◇プログラム

セッション(1)地域ベ平連活動の射程 10:00−12:30

 報告1・宮本皐さん(立教大学大学院博士前期課程)「相模総合補給廠における戦車搬出阻止闘争」30 分

 報告2・船津かおりさん(立教大学大学院修士修了社会人)「福岡ベ平連の救援運動――史料『警察を我ら の手に!』を中心としてー」30 分

 報告3・黒川伊織さん(神戸大学研究員)「海港都市神戸とベトナム戦争――ベトナムに平和を!神戸行動 委員会からベ平連こうべへ」30 分


 11:30~11:40 コーヒーブレイク
 

 11:40~12:00 報告へのコメント
 大野光明さん(日本学術振興会特別研究員PD)、木原滋哉さん(呉工業高等専門学校教授))

 12:00~12:30 コメントへの返答と質疑応答
 12:30~14:00 昼食 (会場にて、FTA のドキュメンタリーDVD を並行上映を予定)

 

セッション(2)市民運動史料の収集・保存・活用について 14:00~15:00

 報告・平野泉さん(立教大学共生社会研究センター・アーキヴィスト)「市民運動アーカイブズとアーカイ ブズ学-議論の蓄積と今後の方向性」30 分
 14:30~14:50 質疑応答

 

 14:50~15:00 コーヒーブレイク

 

セッション(3)九大文書館の史料収集の成果と課題 15:00~17:00

 九大大学文書館見学会(バックヤード見学) 45分

 報告・折田悦郎さん(九州大学大学文書館教授)「<地域社会と九大戦後学生運動>研究における資料収集 から」30 分


16:15~16:25 コーヒーブレイク

 

16:25~17:00 ディスカッション

 

■第2日: 2016年5月29日(日)9:00〜15:00
写真記録とフィールド・ウォーク 「北九州反戦青年委員会の弾薬輸送阻止闘争を回想する」

 

セッション(4)山田弾薬庫闘争の記録と回想 9:30~11:30

◇集合 9:00 JR八幡駅(JR博多駅8:08発・快速小倉行で52分、9:00JR八幡駅着)あるいは、現地「太陽パン」事務所(北九州市八幡東区祇園 3-9-11)に9:30集合。
◇会場 太陽パン事務所(八幡駅より徒歩17分、または西鉄バス91番か43番で「祇園三丁目」降車・徒 歩2分)

・弾薬輸送阻止闘争記録写真のスライド上映とともに、北九州反戦青年委員会の元活動家の方々からお話をうかがいます。

 

セッション(5)山田弾薬輸送阻止闘争を歩く 13:00~15:00

◇集合 13:00 JR南小倉駅 ・弾薬庫引き込み線跡地道路を歩いて山田緑地へ(約 30 分)
13:30 山田緑地着、緑地内の弾薬庫跡地の探索
15:00 現地(山田緑地)解散

◇時間のある方は、機動隊との衝突が繰り返され車道デモが勝ち取られた三萩野交差点に帰路立ち寄るこ とも考えています。

 

■研究会参加要領
1 メール(bridge@mail.saitama-u.ac.jp)あるいはファックス(042-430-2181)にて、 5月15日までに、(1)お名前、(2)連絡先、(3)参加希望セッション番号、(4)28 日の昼食(実費、 1,000 円程度を予定)申し込みの有無、を明記のうえ、担当の市橋まで、事前の申し込みをお願いいたしま す。28 日、29 日とも、スペースの関係で参加人数に制限がありますので、お断りする場合もあります。

2 参加費は無料です。
3 28 日の昼食は、事前の申込をされない場合は各自でご用意ください。また、申込されますとキャンセ ルはできませんのでよろしくお願いします。
4 29 日は、昼食はご自身で持参してください。また、セッション(5)は、かなり歩きます。

 

 

 

公開研究会「ベ平連研究の現在ーー社会運動論の再検討


公開研究会「ベ平連研究の現在ーー社会運動論の再検討」

 ベ平連が東京で誕生してから50年が経ちました。安保法制反対運動のなかで「ベ平連」への言及が度々なされているように、ベ平連運動の原理・実践・思想はいまもって参照可能なものとして生き続けています。

 しかし、ベ平連に関する研究や言説の多くが、東京を中心としたもの、小田実や鶴見俊輔といった知識人の言動を中心としたものになりがちであるとの指摘もなされています。ベ平連は確かに東京で結成されましたが、相前後して日本各地で独自のベトナム反戦運動が起こり、ベ平連と名乗った場合にもそうでない場合にも、それぞれの地域で独自な活動が展開されたようにも思われます。具体的な地域で、どのようにベ平連(的なるもの)が誕生し、いかなる活動や思想を生み出し、何を残したのか? 地域独自の社会問題や先行する運動、また同時代の文化状況とどのように関わったのか? これら点について、精緻な検証が待たれています。

 このような問題意識から、2013年、私たちは「地域ベ平連研究会」をつくり、福岡、岩国、沖縄、埼玉、千葉などのベ平連運動について、資料を集め、聞き取り調査を行い、分析を進めてきました。共同研究を進めるなかで、それぞれの地域独自の活動の姿が明らかになるとともに、東京を経由せずに、ダイレクトに海外の運動や思想とつながり、国境を越えた人・情報・思想のやりとりが経験されていたことが明らかになってきました。つまり、ベ平連を考えるにあたって、東京を中心に設定する方法論や一国主義的な方法論では不十分です。狭く社会運動という枠組みでとらえることも、問い直さなくてはならないかもしれません。世界との同時代性や国境を越えたやりとりとともにローカルな運動と空間を人びとの経験から考察することーーこれが本研究会の課題であり、さらにいえば、日本の社会運動論を練り上げていくための普遍的な課題でもあると思います。

 そこで、この公開研究会では、本研究会メンバーによる研究成果の中間報告を行うとともに、ベ平連研究の今後の課題を提起し、検討することを目的とします。ベ平連研究の現状と課題を共有しながらも、社会運動論の課題をも照らし出すような場になればと思います。
 
 多くの方々の参加をお待ちしております。

■日時: 2015年12月5日(土)13:30〜17:00

■場所: 立教大学 池袋キャンパス 6号館6404教室

 キャンパスマップ: http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

 立教大学へのアクセスマップ: http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/

■内容: 

(1)趣旨説明ーーベ平連研究の現在と本研究会の射程

(2)研究報告
 市橋秀夫(埼玉大学)

 木原滋哉(呉工業高等専門学校)
 大野光明(大阪大学)

 コメンテーター: 安藤丈将(武蔵大学)

(3)総合討論

■主催: 地域ベ平連研究会
 URL: http://chiikibeheiren.jimdo.com/

 連絡先: 大野(mitsuakick[at]hotmail.com → [at]を@にかえてください)